Resonance Field

Drummer 古川”カルロス”日呂之 のブログ

脱洗脳

「人は命令では動かない。暗示により人は自主的に動く。」

 

だったかな💦

 

経営者向けのセオリーなどでよく説明されることです。

 

命令とは「明示」で、暗示の対極にあります。

 

「予防接種を受けてください。」
ウクライナを支持し、ロシアを敵視して下さい。」
「政府の言うことは100%正しいので、何も疑わずに信じてください。」
「テレビは毎日欠かさず見てください。」
「ネットにはデマしか無いので、信じないでください。」

上に上げた指示とも言える表現は「明示」です。

 

しかし、時々能力の欠如した政治家がつい口走る以外で、上記のような明示的な指示はどこにも見当たらないと思います。

 

ただ、上記の指示を受けて動いたり考えたりしてるようにしか見えない人たちは、自主的に自分の自由意志で選択して判断して行動していると信じています。

 

これが「暗示」の効果です。

 

意図的にそう考えてそう行動するように仕向けようとした人達が、ものすごい時間と手間をかけて、かなり深いレベルでの集団催眠暗示に成功しています。

 

この人達に、明示的に「信じるな!」「従うな!」「こっちに来い!」と言うのは、逆効果どころか、彼らの持つ暗示をより深め人格の一部にまでアンカーリングしてしまう可能性もあります。

 

「暗示」とは、論理的に思考する「意識」の領域を突破して、「感情脳」さらには「生存の本能」に近いレベルに埋め込みます。

 

ある一定のトリガーと呼ばれる条件に触れると、これらのプログラムを深い部分で埋め込まれた人たちは、自分の意思に反してでもプログラム通りに勝手に脳や体が「反応」してしまいます。

 

感情脳や本能に近い領域にプログラムが刻まれた人達に、明示的にそれらを手放すように働きかけると、彼らは身の危険を感じ、生存本能に近い衝動で目や耳、心を閉ざし、その明示に対して真逆の方向へとても強い反応的な思考、行動を衝動的に起こしてしまいます。

 

実は、催眠暗示は集団ほどかかりやすいです。

 

個人に対して行う暗示より、たくさんのオーディエンスに一斉に行う暗示の方が効果が早い上に、オーディエンス側の相互作用でどんどん勝手に暗示を深めていく現象が見られます。

 

例えば、(あくまでも例えですよ…)

明らかに自分の健康や生命に危害を加えると、意識では何となく分かっていても、それを自ら欲して食べるなり打つなりしてしまう「衝動的な行動」は、生命や健康に直結する本能の領域にまで暗示が深く巧妙に施術されているとしか思えません。メンタル理論的には。

 

あらかじめ何重にも下地となる暗示を重ねてプログラムされています。

とても複雑に、簡単には取り外せないような技術的な構造だと思います。

ある一定条件、トリガーと共に与えられた新たな暗示を強固に受け取るように作り上げられています。ほぼ間違いなく。

 

そうすると、暗示の始まりはどこから?ってことになりますが、結論から言うと、物心がついた頃から毎日繰り返し深いレベルの暗示を受け取り続けていることは明らかです。

 

気づいている人にとっては、分かり易すぎるくらいのプロセスですが、自分が気づく前の頃を覚えていらっしゃる人は思い起こしてほしいです。その頃の自分の行動、判断の基準が何であったか?

 

数十年、毎日毎時、意図的に仕組まれた暗示を受け取り続けてきた人々に対して、明示的にそれを指摘しても、暗示を深めることがあっても一言や二言で「はっ!」と気づくことはありません。


気づいても、深い本能レベルの領域に組み込まれた暗示に抗うのはとても難しいし、心理的な反作用が生じて、気づいているのに暗示の方向に突き進む事が起こります。

 

このグループ(Facebook上に立ち上げている「報道されない情報ブックマーク」というグループの事)の私の意図は、あえて世の中に意図的に仕掛けられている「暗示」に対する「真逆の暗示」を毎日、毎時届けることで、意識や無意識の既成の価値観や判断基準を根底から一度壊すことにあります。

 

コロナの恐怖に対して、それが深ければ深いほどリスクを知っててもワクチンの方が安心、安全に感じられる相対的な暗示で自主的にワクチン接種に人々が動くように仕組まれてますよね。

 

だから、コロナよりももっと怖いワクチンの恐怖を感じるような記事を沢山集めてます。

 

また、印象やイメージの方が暗示としては深い領域にプログラミングする効果が高いのですが、疑いようの無い論理で、印象やイメージに刷り込まれた深い暗示が一瞬で解ける事もあります。

 

しかし、ほとんどの場合「論理」は「イメージ」に負けます。

論理脳(大脳新皮質)とイメージ脳(感情脳と呼ばれる大脳辺縁系、及び脳幹)の質量の比率が1対9で圧倒的にイメージ脳の領域が広い上に本能に近い分力も強いのです。

 

いろんな心理的な仕掛けに気づく人も、一瞬であっという間に気づく事は無いと思いませんか?

 

何かのひょっとしたきっかけで、小さな疑問、疑いが生じ、しばらくはものすごい葛藤に苦しみながら「自分で調べて」何年もかけて気づきに確信を持てるようになります。

 

物心ついた頃から繰り返し刷り込まれてきた暗示的価値観をひっくり返すのは、分かっていても本当に難しいです。

 

禁煙やダイエットを思い起こせば実感できると思います。

 

政府やメディアに対抗するためには、彼らが行う方法でしか解決できないと私は思っています。

 

つまり、暗示を刷り込んできたプロセスをそのまま暗示を手放す方向で繰り返すしか無いと思います。

 

本当に生命の危機を実感した時は、一瞬で暗示は全て解けます。しかし、それに気づいた時は手遅れの可能性が高いですよね。

 

自らの意思で、自分の判断で脱暗示を選択している実感がなければ、暗示も手放せません。

 

深い暗示の世界に心を絡め取られている人たちを切り捨てるのではなくて、テレビなどのメディアがとても巧妙にやっているような、皆が好奇心で自らの意思で集まってくる環境づくりから「脱暗示」のプロセスへと誘導する方法を、長年模索しています。

 

そのためには、まずは自分自身が他人から好感からの興味を持たれて、人が集まってくる人間にならねばなりません。

 

つまり、生き様を通してあらゆる人から「メンター」として見られる事が成功すれば、あなたの示す「明示」も、あらゆる人の根深い「暗示」を短時間で解いてあげる力になると確信します。