Resonance Field

Drummer 古川”カルロス”日呂之 のブログ

大きな声の独り言シリーズ

私は音楽を「仕事」としてやってます。

皆さんが、それぞれ生活を支える生業にしている職業と同じだと考えてください。

いい仕事ができるドラマーを目指しています。

当然、目的はお金を稼ぐことです。

仕事をオファーしてくださった方の要望を満たし、期待以上の成果を上げる事がどんな職種でも「いい仕事」だと思います。

専業でやっているので、兼業や趣味でやってる人には何かしらのアドバイスをする事もあると思います。
これは、専業の仕事として誰よりも場数を経験している観点からのアドバイスで、それに対して能力の優劣など考えた事もありません。

音楽が仕事だから、私も休日が必要です。

大好きなサップを楽しんだり、キャンプしたりする事は、良い仕事をする上でとても大切なリフレッシュの時間で、休んで思いっきり遊ぶ事も、健康を維持して絶対に本番に穴を開けないための仕事のうちであると思ってます。

さて、狭い土地で長い間やっていれば、相性の合わない人たちの、本当につまらない小競り合いなどを目にします。

基本、私は「仕事」として音楽をやっているので、誰々とバンドしてるから誰々の味方、誰々の敵みたいなつまらないことには無関心を心掛けています。

敵の敵は味方か??

私がゼレンスキーを極悪人だと思ってるからといって、プーチンを味方する事ではありません。

わかりますか?

私は、広くいろんなコミュニティの人達と繋がっていると思います。

仕事上、何か不都合があれば私は直接対話して解決します。

仕事上不都合があっても友情はそのままです。

本来なら、ギャラの金額を優先したいところですが、そんなことよりも長期的な音楽に対する情熱やビジョン、そして、これまでコツコツ積み重ねてきた努力が見えた方などは、お金以上の利益を受けられるので喜んで一緒に「仕事」をしたいのです。

同時に複数のクライアントさんの仕事を受けなければ、生活なんて出来っこないので反目し合う間柄のクライアントさんの仕事を同時に受ける事だって、狭い長崎ではしょっちゅうです。

私は音楽をしたいだけです。

そして、私は「いい仕事」を残したいだけです。

生活のために手抜きなしで一生懸命やっています。

お世話になっている人が脚光を浴びるのは、私の無常の喜びです。

私は子供の頃から「ドラム職人」になりたいと思ってました。今でも目標は「職人」です。

そうした理由から、生きている全ての人たちが何かのプロフェッショナルであることをよく知っているし、その事を本当に心から尊敬しています。

私が出来ないことを出来る人の方が世の中に多い事も知っています。

そんな皆さんが生計を立てている「職業」として、私はたまたま他にできる事がないので「音楽、ドラム」を選択したまでです。

この事を理解していただける事を切に願います。

Independiente Drummer
Hiroshi Carlos Furukawa